椎野伸一先生のレッスンで、ラフマニノフの楽興の時より3番と4番をみていただきました。特にゆっくりの3番は歌わせ方を中心に、腕の使い方、弱音の出し方、2度音程の進み方にも意識をもって。プロの演奏家であればこの曲を知らない人にも飽きさせないで伝えることが出来る、私の演奏にはそこが足らないと指摘を受け、往年の巨匠のように動かずとも歌えるわけではないのだから、若いうちはもっと身体を使って表現していいんだと。椎野先生の一言一言には重みがあります。
椎野伸一先生「イマージュ・ド・パリ」
ドビュッシー、ミヨー、プーランクの曲を収録。世界観が伝わってきます。